ドイツの住宅事情(学生用)

 ドイツに留学する場合最も頭がいたいのが住宅探しだろう。というのも大学の寮は私費の日本人留学生には狭き門であることが多く(交換留学だと優先的に入れてもらえる)、寮に入れない場合は当然自分でさがさなければならない。これは大都市であればあるほど大変らしく、たとえばミュンヘンでは市内で空き部屋なんてなかなかみつからないし、高い。学生の場合地下鉄の終点の駅から自転車で何十分というところに住むのも珍しいことではない。ゲッティンゲンでも1〜2週間くらいユースに泊まって家探ししていた学生を何人も見た。
 それから向こうではルームシェア(向こうの言葉でいうならWohngemeinschaft)も珍しいことではない。そういったケースも何人か見てきた。ドイツ語の学習にもいいかもしれない。ただし習慣の違いは時にとんでもない争いへと発展することもあるのでそこは要注意だろう。