2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧
アーダルバート・シュティフターの『晩夏(Der Nachsommer)』を昔原書と邦訳両方手に入れたわけだが、今は原書をじっくり読む時間などないので、情けないが邦訳で読んでいる。ニーチェが「ドイツ文学の至宝」と評した小説であるが、読んでいて思ったことは…
長い間更新せず誠に申し訳ありませんでした。まずはその件についてお詫び申し上げます。・フリーター、ニートの夢を食らいて・・・・ サンデー毎日7月10日号に以下のような記事が書かれていた。 (以下引用) ・・・(委託会社が作成した)「郵政民営化・合…
三浦淳先生のHPで中野雅至氏の「はめられた公務員」(光文社)を知り、早速読んだ。いやー前から知っていたとはいえ、やはり日本はアメリカ以上の「新自由主義国家」なんですよね。中野氏によると人口千人あたりの公務員(政府企業も含む)の数はあのアメリ…
・昨日国土交通省の本省に勤務している友人から電話が来て「okagouさん、今年の8月半に一緒にヨーロッパに行きませんか?」と聞かれた。行きたいのは山々なんだけど、僕の職場は4月と8月が繁忙期なんで、8月にヨーロッパに行こうものなら周りから総スカンを…
対北朝鮮戦の日は早く帰ることができたので、試合を見ることができたけど、そうですかドイツへ一番乗りですか・・・。私の職場でもワールドカップを現地で見たいからどうやってチケットを取ろうか頭を悩ませている人も何人かいる。でも「じゃあその日にそな…
最近の私の楽しみのひとつは毎晩一本のクローネンブール・ビールを飲むことである。近くの酒屋で売っているので、毎週6本くらい買って1日1本飲んでいる(週1日は休肝日やね)。ちなみにこのビールはフランス・アルザス地方(ストラスブール)のビールで、シ…
なかなか有給を取れない人間にとって土日の休みは非常に貴重な時間である。仕事に追われる平日にはすっかり忘れていることも、土日になって「今日はこんなことがやりたい」「今日はこの本が読みたい」という欲求が次々と出てくる。そういった欲求にかられて…
もし映画になったらどんなものになるのかという点で私にとって一番興味深い作品は三島由紀夫の『豊穣の海 四部作』である。自分が生きているうちに作られるかどうかと思っていたが、今年10月に東宝で『春の雪』をロードショーすることになったらしい。 サプ…