友人面談 その2 県庁職員

 前の日に先輩と飲んだ次の日は、大学学部時代の同期の人間で某県県庁職員をしている友人と夕飯をともにした。彼が勤務している県は組織の再編がドラスティックに行われていて、たとえば11ある振興局が3つに統廃合されるといった具合のものらしい。本当に大変だと思う。
 彼は僕と同様仕事よりも趣味に生きる男であり、昔から映画や音楽談義でよく花を咲かせたものだったし、今もそれは健在である。特にお互いにヴィスコンティ監督の作品が好きということでいろいろ話したものだったが、今回はワインをたらふく飲みながら今度DVDが発売された「山猫」の話題が中心となった。
 気のあう友人は大事にしたいものである。