パウラ・モーダーゾーン=ベッカー展

  • 昨日市内の美術館でパウラ・モーダーゾーン・ベッカー展を見た。彼女は主にヴォルプスベーデとパリで活躍した画家であり、教養2年のドイツ語の授業でヴォルプスベーデの画家たちについての授業をとっていた縁があったので足を運んだ。ヴォルプスベーデの芸術ときいて思い浮かぶのはハインリッヒ・フォーゲラーの作品やパウラの夫であるモーダーゾーンの作品といった写実的なものだが、彼女の芸術を見てむしろ同時代のフランスの芸術を連想させるものが多かった。彼女がヴォルプスベーデにいるよりもパリのほうを好んだのもうなずける。
  • 今日職場の同期から結婚式の招待状をいただく。招待されるのはうれしいが、ご祝儀代をどうやって捻出するかが頭痛のタネである。
  • 自分が出た大学の振興財団から寄付金のお願いがまたも送付されてきた。今までずっと無視していたのだが、今度は自分の出身学部の学部長名が入った文書も同封されていた。なんだか滞納している料金の督促みたいで非常に不愉快である。宮仕えでなければいろいろ文句言いたいけど、ここは我慢するしかないでしょうね・・・・。一方で自分たちでドイツ語や人文系のポストを減らして人文系の学生の育英会免除の可能性を閉ざしておきながら、他方で育英会の返済に頭を痛めている人文系のOBに向かって寄付金を払えとは・・・・。絶対に払いません。そんなのに払うなら僕はユニセフに寄付させていただきます。

日本ユニセフ協会(ユニセフ日本委員会)