HDD交換

 私は2000年に大学院に入学したときにVAIOのPCG-Z505G/BPを購入したのだが、最近HDDに不良セクタが大量発生し、もはや動くだけの状態となっていた。別にデスクトップのPCがあるので困らないといえば困らないのだが、やはり長年使用してきた愛着があるので、ノート用のHDDを購入し、交換した。交換自体の作業は1時間で終了したがWin2kのインストール(XPは無理です、さすがに)に結構時間がかかり、なんだかんだ言って半日時間を食う羽目になった。でも愛着あるマシーンが蘇るのはうれしい限りである。

どんなことがあっても自民党を選ぶ日本人

 今回のホリエモン逮捕やマンション耐震偽装問題は小泉‐竹中路線が推し進める新自由主義社会のひずみの前兆といえるだろう。民に任せてはいけないことを民に任せたり、投機至上の市場原理主義がまかりとおれば当然の帰結とも言える。もしこのまま彼らの新自由主義路線がこのまま推し進められれば日本という国は社会的な機能を喪失し、個人は国家・企業との直接的な関係にさらされることになるだろう。そういったことは本来伝統的な共同体の秩序・価値観を重んじる保守派には耐え難いことであるはずだ。しかし彼らは実際のところそういったものをぶち壊そうとする小泉‐竹中を支持し、郵政を見捨てた。そしてこの先農協や漁協が次のターゲットとなったとしても彼らは自民党を支持し続けるだろう。
 というのも彼ら保守派にとって自民党は権威であり、ブランドであり、お上であるからだ。極端なことを言えば自民党がこの候補に投票しろと指示すればどんな候補でも投票するだろうし、彼らにとって自民党から立候補することは一種のステータスであり、そして自民党は与党であり政府高官もたくさんいるから彼らにとってそれだけでえらいのである。こういった人たちにとって自民党は選択肢の一つではなく、これ以外に投票すること自体が想定外の絶対的存在となっているのだ。今回のホリエモン騒動も耐震偽装問題も自民党にとっていったいどれだけの打撃になるだろうか?おそらく上記のような人たちが多くいる限りたいしたものとはならないだろう。それに小泉の虚像に改革の幻想を夢見た、思考能力を持たない社会のクズとでもいうべきフリーターどもが加わればもう最強間違いなしだろう。「自民党は永久に不滅です!!」

ちょっと期待はずれ

 今日は市内の映画館で「プライドと偏見」を見てきたが、当初の期待に反してあまり深みのないストーリーでがっかりした。キーラ・ナイトレイが美人でまあ許せるけど、やはりハリウッドが文学ものやるとだめなんだよね・・・。がっかり。なんかフジテレビのドラマめいていて¥1500をドブに捨てたような無念さを感じています。

Skypeをダウンロード

 スロバキアの友人とのメールのやり取りでSkypeをダウンロードしてほしいという文面があったので、いわれたとおりSkypeをダウンロードした。MSNメッセと似たものかなと思ったら全然違い、携帯や固定電話とも音声通話できる優れもので、しかもメールアドレスのリストからSkypeを使用しているかどうかまで検索してしまうという機能までついているのだ。
 スロバキア人の友人の話では向こうは24時間定額のインターネット接続の契約をしているとのこと(DSL回線かどうかは言わなかったが)。3年前はモデム接続だったけどやはり向こうも今はブロードバンドになったんですね。

今日応募

 僕が勤務している市役所で国際経済・シティセールスを担当する職員の募集があり、1週間前に課長から「応募してみたら」といわれたので願書を3日かけて書き、今日課長に提出した。うちの市では市長が「世界的なシティセールス」を好み、経済面からの国際交流の活発化を促進しようとしている。その国際経済・シティセールスに僕も少なからず興味を覚えたので応募した次第だが、応募した理由のひとつとして「旧ハプスブルク圏の諸都市と経済交流関係を築きたいから」と書いたわけですよ・・・。確かに旧ハプスブルク圏はEUに新規加盟し、これからの経済発展が見込めそうな地域なんだけど、いかんせん日本人にはなじみ薄いんですよね(どう思います、nosemさん?)。もしそれが実現しそうなら(ありうるのか?)、nosemさんのお力はぜひお借りしたいです(本当に!!)。

「肉体の悪魔」のDVDを見て

 今の職場にいて思うことは、日本という国において会社に勤務しながら子育てをするということが非常に厳しいのが現実ということである。いくら育児休暇の制度をもうけたとしても実際は女性がそれを取る前にやめさせてしまう、やめるように仕向けるケースがあとを絶たないし、ましてや男性がとるなんて非常にいいだしづらい環境である。私の周りでも民間の女性社員はまるで馬車馬のごとく働かせられる、とても結婚ー出産育児なんか想像できないとこぼしている。他の国との比較などする気はないが、日本の企業は従業員に対し過度の精神的、時間的従属を強いているし、従業員たちもそれを当然と思っている。そのような企業風土において仕事以外のこと(出産育児も含む)は邪魔なもの余計なものと見なされていく。そんな企業風土においていったい誰が育児休暇を取ってまで会社に残ろうとするだろうか。とんでもない有形無形のプレッシャーが待っているだけである。もし少子化が日本経済にとって有害だというなら、日本経済によって恩恵をこうむっている日本企業が率先して子育てしながら働きやすい環境、子供を生んでも経済的な負担にならない環境をつくるべきだろう。日本の企業というものが(アメリカほどではないにしても)年金・社会保険問題への対応をみてもわかるとおり、公共的なリスク負担を回避し、そのリスクを弱者に押し付けることに汲々したせせこましいけちな連中であることはあきらかだがら期待するだけむだかもしれないけど。ただ企業が社会保障負担を放棄し、その負担をフリーターや派遣労働者の自己責任として彼らに押し付けるように、少子化を働くことを希望する女性に責任を押し付けるやり方は卑怯以外のなにものでもない。

最近は

 この週はまったく残業がなく、毎日定時を30分過ぎたくらいで退庁できる日々が続いている。本当に先月とは打って変わってといった状態だ。でも来月からまた忙しくなるので、いまのうちにやりたいことやっておこう。今日はジムに行って筋トレと5kmのランニングをしてきたが、いそがしいとなかなかできないんだよね、これが。
 また最近またドイツ語のラジオを聴くようになった。仕事を始めてから忙しくなったのと、独文への未練を感じるのがいやでだんだん聞かなくなったが、最近では独文への未練がまったくなくなったのと、逆にドイツ語への郷愁を覚え始めたのでまた聞き始めるようになった。でも昔に比べて聞き取れなくなってます。